shizuku!Time to get up!
起きる時間だよ。
朝ごはんの支度も済みました。
毎日のこと。ご飯の支度は、
もう、何年もしてきてます。
主人の母です。
腰がこれだけ曲がっています。
うちのおばあちゃんが100才でも
腰は曲がっていませんでした。
家系的なものなのかなとよく思います。
たくさんの健康食品を望みますが
多分、手遅れで、
栄養が追いつきません。

主人が、自分が中学生までかなり貧困で
苦労をした家族だったと聞いてます。
ごはんにお砂糖をまぶして食べていた話を
聞きますと、いつの時代なのかなと
思うのですが、多分、母が料理が出来ず
4人の子供たちが育ったのではないかなと
想像しています。
今にも倒れそうな古い
家に住んでいたので、主人は、ある意味
強いですね。
トイレも外で
渡し廊下も、劣悪だったらしいですから
どんな場でも住めると言って、
私を誘いますが、(笑)私は無理なんです(笑)
私は、ちゃんとした場でしか
住めないんです(笑)
主人は、古屋みたいな場で
そこで中学生まで過ごしたらしいです。
たまたま、好景気がきて、
一気に、生活が出来るようになったと
聞いてます。
そう考えますと、
たまたま
母は、生き延びたんだと思います。
宗教的な事は、お金がかかります。
特に、母は、神業が命ですので、
家庭は、二の次なんですね。
神様が重要なので、
京都、奈良、あるいは、全国を
修行しに行ったりしてました。
交通費、宿泊費だけでも
家庭に響くお金なのですが、感覚を
持ち合わせていません。
人生は紙一重だと思うんですよね。
たまたま。
たまたま良かった。
母の時のような好景気は
もう来ないんです。
私は、自分の身の丈を知ってますから
良くも悪くも地道がいいんです。
私はどちらかというと、家庭を取ります。
遠くに修行とかに、行かなくても、
神は近くにいるんです。
どんなに神に尽くしても、
今の自分に、決意がなければ
何も浮かばれない。
あなた自身を大切にしなければ。
母の言葉は聞き取れません。
宇宙語なのです。
何を言ってるのかは、分からないのですが
たまに、ご自分のこどもさんの
名前が聞き取れます。
4人の子育ては、多分
出来なかったんだと想像つきます。
神様に委ねている様子です。
母の人生だけは、時代の流れで助かった
感じですね。
よく似た環境の
ご家庭をよく見るのですが、
共通して、食が乱れている上で
タバコ、酒が追加しますね。
主人の母も父もタバコを吸っていたので
普通にこどもも、そんな環境は
当たり前になります。
私は真逆な環境。
主人は、私といると、安定し
とても、落ち着くらしく、(笑)
自分で言うのもおかしいのですが、
一般的には、普通なのですが、
軸を整える
安定剤的な要素をいれないと
家庭って難しいと思います。
私がいなければ、
どうなっていたんだろうと
よく思います(笑)
だからと言って、
今ある日々が、母のせいだとは
思った事はなくて、
もう、十数年の時を経て、
諦めとか、認めるという感じの方
でしょうか。
逃げるとは違いますし、
母のせいにしたところで、何も
変わらないのです。
信仰の自由ですからね。
そんな朝でした。


